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六日の菖蒲、十日の菊


『自分の私生活は公開しないくせに、受講者の私生活を知りたがる講師ばかり…怒…、そこで迷物講師は不平等な関係を改める為に、自分の私生活を積極的に公開しま~す…ハイ!…』



2004年(平成16年)頃書き始めたメッセージです。

ふだんギリギリで仕事をこなしてるので、「この本5日以内に手に入れないと絶対にマズイ」なんていうことが良くあります。

きのうも、6月8日までに手に入れないとマズイ本があったので、大手のネットショップにアクセスしてみました。

目的の本は「通常3日以内に発送する」との表示です。
「ああ良かった、 これなら間に合う」
喜んで、深夜にクレジットカードの番号をシコシコと入力しました。

折り返し、「○○にご注文いただき有難うございます」とのメールが届きました。

ななんと!
そのメールには、「この商品の発送可能時期は6月9日です」と書いてあるじゃないですか。「これじゃ間に合わない」。ざけんな!だったら、「通常3日以内に発送する」なんて表示するな!

今回のメッセージの題は、「六日の菖蒲、十日の菊」。

六日の菖蒲十日の菊時期が遅れて役に立たないことの例えです

五月五日の端午(たんご)の節句に遅れちゃって役に立たないのが「六日の菖蒲(しょうぶ)」、九月九日の重用(ちょうよう)の節句に遅れちゃって役に立たないのが「十日の菊」、両方とも、役に立たないという意味です。

上に書いた、目的の本は通常3日以内に発送するとの表示は、まさに、六日の菖蒲十日の菊なんですよ!

不当表示だとも思いますが、「通常」と書いてあるところがミソですかね。
「通常3日以内」でも、私の場合は例外ということでしょう。
宅建試験に良く出る「原則と例外」の関係と同じですね。

宅建講師のくせに、良くこういうのに引っかかっちゃうんです(泣)。

お陰で、今日の午後にでもスタッフを大きい本屋さんに走らせることになりそうです。

クレジットカードでの小額の買物をキャンセルするのは、私の時給を考えると却って不合理なので、こういう場合は同じ本を二冊買うことになるのが常です…(泣)。


2004年06月04日(金)記
2023年11月27日(月)追記



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