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悩みを「見下ろす」ワザ


『自分の私生活は公開しないくせに、受講者の私生活を知りたがる講師ばかり…怒…、そこで迷物講師は不平等な関係を改める為に、自分の私生活を積極的に公開しま~す…ハイ!…』



2006年(平成18年)に書いたメッセージです。

何かで悩んだ時、堂々巡りを避け、早く問題解決の糸口を見つける方法があります(ただし私の発明なので期待できないかも)。

何事も
悩み事の少し上を自分で設定してそこから悩みを見下ろすのです

悩みの箱から脱出して、箱の外から眺めたほうが、解決の糸口を見つけやすいです。

逆に、
悩みの箱から出ないで、箱の中をウロツクだけでは、堂々巡りになることが多いです。

この悩みを「見下ろす」ワザ、人生すべてに使えます。宅建試験の悩みにも使えますが、もっと大きなテーマを借りて話を進めます。

例えば、
宗教を信じるべきかどうかで悩んでいるとしましょう。

この時、悩みの箱から出ないで、宗教に関する本だけを読んでも効果は薄いです。

宗教に詳しい人の意見を聴いても同じです。
まじめに考えるほど、堂々巡りになりやすいです。

宗教の「少し上」を自分で設定して、そこから宗教を「見下ろす」のです。

私の場合は宗教の少し上に宇宙を設定しました
宇宙から宗教を「見下ろす」ために、宇宙に関する本を片っ端から乱読しました。
もちろんアインシュタインも読みました。
宇宙と哲学の接点についても読みアサリました。
天文学者の講演にも行きました。

その結果、地球は宇宙のゴミにもならないと知りました。
これは大きさの話じゃないです。
ミクロの世界を突き詰めても、無限に小さい何かが存在します。
大きさ・時間・空間なんていうのは、人間が作った尺度に過ぎないと知りました。

こうやって「見下ろして」みると、仏教もキリスト教も、歴史的意義は大きかったですが、私には必要ないという結論を、そんなに堂々巡りせずに得ることができました。
今も同じ考えですが、それで、支障を感じたことは一度もありません。

実は、宗教を信じるべきかという悩みは、人生最初の悩みでした。
6歳から18歳まで住んでいた東京都新宿区信濃町は、有名な宗教団体の本拠地であり、折伏(しゃくぶく)がすさまじかったです。
好きな女の子からも折伏され、思春期の少年は参ったんですよ!


2006年05月24日(水)記
2023年12月01日(金)追記



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