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正月髑髏の話


『自分の私生活は公開しないくせに、受講者の私生活を知りたがる講師ばかり…怒…、そこで迷物講師は不平等な関係を改める為に、自分の私生活を積極的に公開しま~す…ハイ!…』



2012年(平成24年)に書いたメッセージです。

(1)

明けましてオメデトウございます。
ようやく年が越せた迷物講師です。

(2)

大晦日にテレビを見ていたら、「アンタ! 年を取るのはいやがるくせに、年を越すのは喜ぶのね。オメデタイ人!」なんていうCMが流れてました(スズキ自動車のCM)。

この矛盾、良~く分かる年になっちゃたです。

(3)

このCMで、私は一休禅師を思い出しました。

奇抜な言動で知られた一休さんは、皆んなが「明けましてオメデトウございます」なんて挨拶を交わしているお正月の朝、竹ざおの先に髑髏(どくろ。人間の頭蓋骨)をくくりつけ、 「門松は冥土の旅の一里塚、メデタクも有りメデタクも無し」なんて言いながら京の街を練り歩いていたとか…。

(4)

昔は、すべての日本人が、元旦になると1つ年を取りました。
これを「数え年」と言います。

だから昔の人は、元旦が来るたびに、一歩ずつ冥土に近づいて行ったのです。

一休さんは室町時代のお坊さんですが、すべての人間が必ず鬼籍に入り、やがてはどんな優秀な頭脳でも髑髏と化すことは、今も昔も変わりません。

とすれば、あと何回お正月を迎えられるか分からない凡人としては、少しでも善い行いをしよう、と改めて意識した2012年(平成24年)のお正月です。
やっぱりセコイ事はダメですね。

今年もヨロシクお願い致します!


2012年01月03日(火)記
2023年12月05日(火)追記



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