この記事は2008年(平成20年)07月に書いたものだが、迷物講師の考えは、2020年代になっても変わらない。
ネット社会は自由にアクセスできるので「パブリック空間」と言える。
誰でも自由にアクセスできることは、誰でも自由に情報発信できることと同義語だ。
Googleが創業した1998年(平成10年)当時のネット社会は、わたくし迷物講師にとって、文明開化であり、すごく華やかだった。
でもその後、誰でも自由に情報発信できるようになったことで、「ごみサイト」が増殖し続けているのは、残念だ 。
今回の話は、「ごみサイト」の増殖によって、宅建俱楽部サイトに対策を講じなければならなくなった、という皮肉な話題だ。
(1)
誰でも自由にアクセスできるのが「パブリック空間」、
特定人だけがアクセスできるのが「プライベート空間」です。
ネット社会は、原則として「パブリック空間」です。
(2)
Googleが創業した1998年(平成10年)に、宅建倶楽部ではWebサイトを立ち上げましたが、それから3年間くらいは、私にとって文明開化であり、鹿鳴館のように華やかだったのが、ネット社会でした。
でも、21世紀が始まった2001年頃から、完全に考えを改めざるを得なくなりました。
(3)
私を完全改宗させたのは、
ネット社会の「パブリック空間」性です。
皮肉なもんです!
誰でも自由にアクセスできることは誰でも自由に情報発信できることと同義語です。
誰でも自由に情報発信できることで、かくも「ごみサイト」が増えてしまうとは…。
メールも99パーセントがスパムです(メルアドを公開している宅建倶楽部の場合)。
(4)
そんなワケで、
私のネット社会との付き合い方は、ますます「プライベート空間」性を増して行くと思います。
パスワードを入力しないとアクセスできないページを増やしているのは、その一環です。
(5)
グーグルは「世界中の情報を整理しつくす」と豪語しています。
でも、グーグルのロボットが入手できる情報は、システム上「パブリック空間」に限られ、「プライベート空間」へはアクセス出来ないはずなんですが…。
世界中の「ごみ」を全部収集して、何の意味があるんでしょうか?
またグーグルのご機嫌を損ねることを書いちゃった!