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平成21年度から宅建試験の出題内容(構成)が変わる

(1)

平成20年度までの宅建の出題内容(構成)は、
 ・宅建業法16題
 ・民法関連16題
 ・法令制限 9題
 ・税その他 9題
でした。

(2)

でも平成21年度から、次のように変わります。
 ・宅建業法20題 (+4題)
 ・民法関連14題 (-2題)
 ・法令制限 8題 (-1題)
 ・税その他 8題 (-1題)
情報ソースは、宅建試験実施機関のHPです。

そのHPの【試験の内容の構成変更】という箇所には、次のように書いてあります。
「施行規則第8条第7号からの出題を4問増とし、第2号からの出題を2問減、第3号及び第4号からの出題を各1問減とします。」

※ 参考
施行規則第8条
第7号とは宅建業法のこと。
第2号とは民法関連のこと。
第3号とは法令制限のこと。
第4号とは税金関連のこと。

(3)

私は6年も前から、次のように主張してきました。

「宅建業法施行規則第7条は、『宅建試験は、宅建業に関する実用的な知識を有するかどうかを判定することに基準を置くものとする』と書いて有ります。でも最近の宅建は、宅建業に関する実用的な知識を遥かに超えたテーマからの出題が目立ちます。」

平成21年度から、宅建業法の出題を20題に増やし、民法関連を2題減らしてくれた事は、私の主張がやっと通ったのかな? と非常に感慨深いものがあります。

平成20年度あたりから、宅建試験の出題者は、再び質が向上してきました。
改革して頂き、有難うございます!

※ 関連記事
最近は宅建試験の出題者の質が落ちた

平成21年 3月16日(月)記
平成21年10月22日(木)追記



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