CD №14-02 (11:13)

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第1節 所得税

1 所得税の定義

(1)
所得税とは個人の所得(もうけ) * に対して課される国税 * だ。
例えば、個人のお客さんが不動産を売却すると、お客さんは売却代金という所得を得るので、所得税を納めることになる。
そこで、お客さんに対して所得税のアドバイスができるように、宅建で所得税が出題されるのだ。
所得税は、所得税法という法律で定められているが、種々の特例は租税特別措置法という法律でも定められている。

(2)
そもそも、所得税の対象になる個人のもうけ(所得)には、次の10種類がある。

①利子所得
…預金などの利子をもらったとき
②配当所得
…株など配当をもらったとき
③不動産所得
…不動産を貸付けて家賃をもらったときなど
④事業所得
…事業でもうけたとき
⑤給与所得
…給料をもらったとき
⑥退職所得
…退職金をもらったとき
⑦山林所得
…山林の伐採や譲渡で収入を得たとき

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⑧譲渡所得
…不動産を売却するなどして収入を得たとき
⑨一時所得
以外の所得のうち、営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外の一時の所得で、役務又は資産の譲渡の対価としての性質を持たないもの(例:宝くじの当選金、競馬の馬券の払戻金)
⑩雑所得
以外の所得(例:著述業以外の者が受ける原稿料、非営業貸金の利子)

以上の10種類の所得のうち、個人のお客さんが不動産を売却した場合に関係するのは、の譲渡所得だ。そこで、所得税の問題はほとんどが譲渡所得(不動産の譲渡所得)から出題されている


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