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私の大嫌いな事


『自分の私生活は公開しないくせに、受講者の私生活を知りたがる講師ばかり…怒…、そこで迷物講師は不平等な関係を改める為に、自分の私生活を積極的に公開しま~す…ハイ!…』



2001年(平成13年)に書いたメッセージです。


私の大嫌いな事(1)

私は「抽象的」に物事を処理するのが、大嫌いです。

・ 抽象的に、頑張って下さいと皆さんを励ますのは大嫌い!
・ 抽象的に、一生懸命勉強すれば宅建試験に合格しますと言うのも大嫌い!
・ 抽象的に、法令制限は難しいですよと言うのも大嫌い!

何事も具体的に処理しないと気が済みません。
そこでネットやメールでの学習相談などでは、出来る限り具体的にお答えするよう努力してはいるのですが、どうしても限界があります。

プライバシーには立ち入れないからです

相談者のプライバシーに立ち入らないで、しかも具体的なアドバイスをするのは、経験した人はお分かりでしょうが、極めて難しいんです。

誰にでもイロイロな事情・立場があり、それらは当然の事ながら1人1人違うわけだから、ある程度プライバシーに立ち入らないと、どうしても一般的な回答、つまり抽象的な回答で終わってしまいます。
プライバシーは、憲法で保障された人権の中でも最も重要なものです。

プライバシーに立ち入るくらいなら、抽象的な回答で終わってしまっても仕方ないと思われるほど、プライバシーは重要です。

でも、やっぱり何事も具体的に処理したい。


私の大嫌いな事(2)
 
私は「情報の鵜(う)のみ」が大嫌いです。
・ 新聞やテレビの情報を正しいと鵜呑みするのは大嫌い!
・ インターネットの情報を正しいと鵜呑みするのも大嫌い!
 
何事も裏を取らないと気が済みません。
疑い深い性格だと言われればそれまでですが、私をこのような性格にした犯人はマスコミの消極的・受身的な取材姿勢だと思ってます。
 
「大本営発表」の時代ほどヒドクはないですが、今でも、新聞やテレビの取材姿勢は、大部分が消極的・受身的ですネ。

例えば、アメリカの大統領選でブッシュとゴアが接戦を演じたとき、われわれ日本人が得る情報は、ロイター通信が流す情報かCNNが独自に取材した情報のコピーが大半だったような気がします。

日本の報道各社が現地に特派員を派遣しているのは形だけと言い切った友人がいますが、彼は、アメリカ東部に5年間滞在し日本人会の役員をしていて、このような印象を持ったようです。


2001年05月30日(水)記
2021年10月11日(月)追記
2023年11月24日(金)追記



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