高飛車
バイク乗りにとって嬉しいニュースが舞い込んできました。
来年から,高速道路における自動二輪車(大型自動二輪および普通自動二輪)の二人乗りが解禁されます。
今年5月に内閣府が実施した世論調査では,高速道路での二人乗り禁止に賛成する意見が77パーセントを占めていたので,私は日本での解禁は絶望的だと思ってました。
しかし警察庁は,「規制改革推進3ヵ年計画(再改定)」(平成15年3月28日閣議決定)に従い,解禁に踏み切るとのことです(詳しくは警察庁のホームページ)。
規制改革の世の中なんだから,国土交通省関係の改革も,もっと推進しなければならないでしょう。
平成15年度からようやく宅建試験の正解番号が公表されるようになったものの,今年の[問 13]事件は,関係者が必死に隠そうとする姿がありありでした。
試験実施機関のホームページでも,「解答内容に関する問い合わせには一切答えない」と高飛車です。
私の亡父は公務員(元大蔵省印刷局官報課長:ノンキャリア)でしたが,自分が今までにしてきた仕事に最大の誇りを抱いて死んでいきました。
平成15年12月27日(土)記
「規制改革は政府がやってくれる範囲で…」と考えている関係者が多すぎます。
この古さがおかしい!
インターネットが発達した現代では,庶民の意見がジワジワと集約されつつあることに気づかないらしいです。
二人乗り解禁のように,規制改革は突然外国から津波のように押し寄せてくることもあれば,庶民の2ちゃんねるでの書き込みがきっかけとなることもあります。
平成17年1月追記
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