SEO
 
4択問題です。
(1) 製造物責任
(2) 迷物図書館
(3) 可愛い物
(4) 人物
 
(1)から(4)に共通するのは,何でしょうか?
 
答え。
「物」という漢字が含まれていることです。
 
じゃ,
(1)から(4)のうち,日本で2番目は,何でしょうか?
 
答え。
迷物図書館です。
 
Googleで「物」と入力し,
「日本語のページを検索」というボタンを押して検索すると,763万件ものサイトが拾われますが,
2番目に表示されるのが迷物図書館だから(笑)。 2月22日現在。

何でこんな問題を出したか?
 
現在,
一部のWEBサイトが,SEO(Search Engine Optimization)にやっきになってるからです。
日本語では「検索エンジン最適化」と訳されてます。
 
サイトの内容がダサいと,Googleで上位表示されない限り見てくれる人が全然いなくなります。
そこで,お金を払ってまでSEOのプロに頼む所が案外多いです。
ほとんどが商用サイト。
非商用でも運営者自身がSEOのプロ顔負けの所もあります。
 
最近Googleで,
「宅建」ないし「宅建試験」と入力すると,
「どうしてこんなページが上位表示されるの?」 なんて思うことが有りますね。
 
これはSEO対策の一環として,Googleのロボットを騙してるんです。
 
Google側もこの辺は十分承知で,
年中アルゴリズムを変化させ,中身の無いサイトにロボットが騙され上位表示しないようにしてるので,SEOのプロ等も大変です。
 
冒頭の問題に関係しますが,例えば,
Googleで「物」と一字だけ入力してみて,どういう順序で表示されるかまで研究しないと一流のプロとは言えないでしょう。
宅建倶楽部のアクセスログを解析してみると,SEOのプロ等が入力したと思われる「変な検索語」が最近目立つようになりました。
 
今月になって米国YahooがGoogleと決別しました。
これを機に,Yahoo Japanの「ページ検索」からもGoogleがはずされるのではないかというウワサです。そうなると,SEO対策のプロ等はGoogle以外の最適化まで要求されるので,今まで以上に大変になるでしょうね。
御苦労様です。
 
と同時に,ダサい商用サイトを運営している会社には,御同情申し上げます。
結構取られる割には、売り上げに結びついているのかどうか不明でしょう?
 
米国Yahooと離婚させられたGoogleも,検索精度の向上に今まで以上にやっきになってます。
だから,どんなSEO対策を施しても,1ヶ月もすれば古くなっちゃうと思うんですがね。
 
ま,中身で勝負の宅建倶楽部には関係ない話ですけど…。
 
いつもながらですが,
今日の雑文は特に,自分でも随分「トゲ」があるなと思ってます。 スイマセン。

平成16年2月23日(月)記



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