インターネットで調べても探せない情報
私はたまに,ゴーストライターをやります。
その関係で, 「昭和30年代の都電の停留所名」 を調べる必要が生じました。
インターネットで探しましたが,全然見つかりません。
「ははーん! これは本が出てるな!」
そう直感した私は,早速スタッフを神田の書店街まで走らせたら,案の定2冊見つかりました。
都電の停留所名に著作権が有るとは思えませんが,それをネットに流したら本の売り上げが減るのでしょう。
出版社周辺が意図的に隠しているのだとしたら,可哀想になあと思いました。
資本主義・商業主義だから,むしろ当たり前なのかな?
私が少年時代によく乗った都電は,7番系統と33番系統ですが,これらの停留所名も判明して嬉しかったです。
(7番系統)
四谷三丁目 ⇔ 左門町 ⇔ 信濃町 ⇔ 権田原 ⇔ 青山一丁目 ⇔ 南町一丁目 ⇔ 墓地下 ⇔ 霞町 ⇔ 赤十字病院 ⇔ 広尾橋 ⇔ 天現寺橋
⇔ 光林寺 ⇔ 四ノ橋 ⇔ 古川橋 ⇔ 魚藍坂下 ⇔ 伊皿子 ⇔ 泉岳寺 ⇔ 高輪北町 ⇔ 品川駅前
(33番系統)
四谷三丁目 ⇔ 左門町 ⇔ 信濃町 ⇔ 権田原 ⇔ 青山一丁目 ⇔ 新坂町 ⇔ 竜土町 ⇔ 六本木 ⇔ 三河台町 ⇔ 飯倉片町 ⇔ 飯倉一丁目
⇔ 神谷町 ⇔ 御成門 ⇔ 浜松町一丁目
【教訓】
ネットで調べても探せない情報は,出版社周辺が意図的に隠している可能性があるので,本屋に走るべし!
ただしこの教訓,宅建試験関係の情報は除くとは思いませんか,皆さん。
そうです。
本で調べても探せない宅建試験の情報は,出版社周辺が意図的に隠していても,ネットに頼るべし!(笑)
平成16年2月24日(火)記
御存知のように,本が売れていません。
具体的かつ信憑性のある数字はネットでも探せませんが,取次店の友人からイロイロ聞いて改めてビックリしました。
資格の本だけで食べていた講師も,最近予備校に就職する例が目立ちます。
無料教材をネットで流し続ける私を「取り込んでしまおう」という動きさえあります。
これなんて,おかしさの筆頭です。
平成17年1月追記
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