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成功体験の危うさ

最後に更新した日:2021年09月10日(土)


「成功体験」には、時として危うさがつきまといます。
 
明治以来、企業はブランド大学出身者を採用すれば、まず間違いない人材の確保と言えました。
学生側も、大きい所に採用されれば、ほとんど一生安泰な生活を保証されました。
 
明治から高度経済成長時代(1970年代中ごろ)までは、この基準が大いに妥当したので、その頃大企業に入社したブランド大学出身者の脳裏には、これが「成功体験」としてインプットされたのだと思います。
 
相当な人事権を握っている私の友人も、表向きは「出身大学を問わない」なんて言ってますが、酒が進むにつれ、「日東駒専」「大東亜帝国」なる単語が、劣後感をあらわすニュアンスで飛び出してくるのが悲しいです。
 
今では、
 ・ ブランド大学出身者の採用 = 間違いない人材の確保
 ・ 大きい所に採用されること = 一生安泰な生活
という公式はホントに妥当しなくなりました。
 
偏差値教育の勝者が、現在要求されているクリエイティブさを兼ね備えているという根拠はないからです。
「絶対潰れない」と言われた大銀行の雲行きまでが非常に怪しくなっている現実が有るからです。
 
企業の人事担当者は、自らの「成功体験」が足かせになり、会社を潰しませんように!
学生は、親や先生から教わった「成功体験」を妄信して、人生を台無しにしませんように!
親や先生は、「大きい所に就職すれば安心だ」とアドバイスし続けて、子供たちから信頼を失いませんように!


最初に投稿した日:2004年3月3日(水)

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