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転職の準備


『自分の私生活は公開しないくせに、受講者の私生活を知りたがる講師ばかり…怒…、そこで迷物講師は不平等な関係を改める為に、自分の私生活を積極的に公開しま~す…ハイ!…』



数ヶ月の充電期間をおき今度転職する予定のA君が、「そういえば、親の代には今のような形態の失業って無かったですよね!」と言いました。
それをキッカケに書いてみたくなったのが、この文章です。

(1)

私が20代だったら、
世の中がどう変わっても対処できるよう、「つぶしが利く」勉強をしておきます。
いわゆる専門性を身につけます。

「つぶしが利く」ことが目的なので、同じ専門性でも「狭すぎるものは敬遠」します。

コンピュータ関連を勉強するにしても、ウエブデザイナーしかできない専門性は「つぶしが利く」とは言えないでしょう。
 
(2)

私が30代・40代だったら、
転職の準備のために、会社に隠れて副業します。「ぜいたくのため」や「小遣い稼ぎのため」ではありません。今の本業と違う世界を勉強するためにします。

就業規則で副業が禁じられていても、勤務時間中にしないなら大丈夫でしょうから、実行します。

手始めにネットオークションにでも出品して、何がしかのお金を稼いでみます。
千円稼ぐのさえ、自分の思い通りにならないのを覚悟でします。最初から利益が出ることも期待しません。赤字分は授業料だと思って勉強します。
30代・40代の場合は、今までの経験が別の場所で「使えるか使えないか」を実証しておかないと、希望どおりの転職は難しいと思うからです。

その意味では、専門学校に行って机上の空論を習うより、「千円でもイイから自分の思ったように物が売れるか」の実学に投資するほうが合理的だと考えます。異業種へ転職を希望する場合も、よりスムースになるかも知れません。
 
(3)

私が50代やその年齢以上の場合だったら、いわゆる「年齢の壁」がきつく、良い知恵が浮かびません。

早期退職金を元手に起業する人も結構います。

しかし、フランチャイズに退職金をつぎ込むことだけは止めときます。2年と続いた者が周りにはいないし、「老後の資金までむしり取られた」と嘆いているからです。
 
勝手に年齢を分類しちゃいましたが、リストラされる予感の人は参考にしてください。

2004年03月10日(水)記
2021年09月10日(土)追記
2023年11月26日(日)追記



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