高さ31メートル超
 
六本木ヒルズにはもう何度か行きましたが,きのうは,平成14年に新装になった東京駅前の丸ビルに初めて入館しました。
 
丸ビルの最新事情は皆様のほうが詳しいでしょうから,昔話を一席。
 
丸ビルが最初に建築されたのは明治23年(1890年)です。
地上9階建て高さ31メートルの雄姿は,何事につけても「大きさを表わす尺度」に使われてました。
 
私が子供の頃も,大きいタンカーが建造されると「丸ビル何個分」の大きさ,とか言われてました。
今で言えば,「東京ドーム何個分」っていう感じですね。
 
現在の丸ビルは,地上37階建て高さ180メートルと,昔とは全然違っちゃいましたが,「大きさを表わす尺度」として今でも丸ビルが使われるときがあります。
 
何だと思いますか?
 
宅建試験でも出題される建築基準法には,
「高さ31メートルをこえる建築物には,非常用の昇降機を設けなければならない」と定められていますね(建築基準法34条2項)。

なぜ31メートルなんていう中途半端な数字かと言うと,昔の丸ビルが尺度になってるからです。
 
なお「非常用の昇降機」とは,「火事の時に消防隊が消火作業および救出作業に使用するエレベーター」のことです。

平成16年6月22日(火)記
平成18年8月追記



その他【宅建講師message】に戻る