ホリエモン

いま一番気になる人,それはホリエモンことライブドア社長の堀江貴文さん!

「この人物をホリエモンなどと愛らしい名前で呼ぶのはふさわしくない」と言うライターがいます。
でもこういうライターは,案外,「権威にしがみつく老権力者」に雇われた御用記者だったりして…(笑)。

「出る杭は打たれる」のは,今も昔も同じ。

堀江タタキに使われる格好の材料は,皆さんもご存知の通り,「世の中カネで支配して何が悪いんですか」という堀江さんの発言ですね。

この発言は,堀江さんが「若者を鼓舞するため」のもの,いわば老害ニッポンを変えて欲しいという若者に対するカンフル剤であることは,私の周りの人はほぼ全員が理解してました。

でも経団連の会長や大臣までが出てきて,わざわざ記者会見で「カネがすべてという風潮はいかがなものか…」などと述べてます。

「カネがすべてじゃない」なんていうことは,うちの高校生の娘さえ理解してるのにね。

ところで
今回のライブドアによるニッポン放送買収問題で,私がとても心配してることが有ります。

まず
この問題を左右する裁判官こそ,「ハンパじゃなく保守的」ということです。
これは案外知られていませんが,東京地裁・東京高裁・最高裁にいる裁判官は,財界のお偉方もビックリの保守派が多いです!

若い頃から選別され,革新派裁判官は,いまごろ秋田地裁あたりでキリタンポ鍋をつっつきながら,この話題をテレビで眺めていることでしょう(差別的な内容があったらお詫びします)。 

とすると,ライブドアが敗訴する可能性は案外大きい。

もし勝訴したとしても,私は堀江さんの身の安全が心配です。
彼はテレビでみる限り,セキュリティーが非常に甘そうだから。
10年前のビル・ゲイツの姿ですね。

平成17年3月2日(水)記



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