有名ブログ「きっこ」は検察か?

きのうは立花 隆氏のビデオをみたあと,凝り性の私としては,いま社会問題になっている
・ 耐震偽装問題
・ 狂牛病問題
・ ライブドア問題
等について,ネットサーフィンを10時間以上しちゃった!
そこで得た「シロートなりの深読み」を御披露しましょう。

それは,
きっこ 検察
という仮説です。

きっこのブログというのがあります。
このブログは,上のすべての社会問題について,マスコミの記事より先行しています。

そこで考えてみました。
上のすべての社会問題について,マスコミより先に情報が入る所はどこか?
今の日本では検察しかないです。

立花 隆氏は,私が2月3日に紹介したページで,きっこの裏にはA建築士(またはそれに近い筋)がいるのではないか,と書いています。
でも,A建築士の筋は,狂牛病問題やライブドア問題については門外漢のはずです。
きっこのブログは,それらについても超詳しいし,時間的にも先行しています。

そこで,上のすべての社会問題について,マスコミより先に情報が入るはずの検察=きっこのブログと考えたわけです。
バックに捜査権がなければ,耐震偽装問題・狂牛病問題・ライブドア問題について,あれだけの情報をマスコミより早く開示するのは不可能でしょう。

きっこのブログでは,あまり書くと命の危険があるみたいなことを自身で書いているけど,それは情報元が検察であることを隠すカモフラージュだと思います。

以上の仮説が正しいとして,どうして検察がブログを書かせているか,その動機を考えてみました。
いまのところ3つ浮かびます。

一つは,
これらの事件が裏社会につぶされたときの保険です。
30年前のロッキード事件の時,いまの検事総長は気鋭の特捜部検事でした。
でも,「牛一頭(巨悪)が極上のステーキ一枚(田中角栄の逮捕)に化けただけ」だった(立花 隆氏の表現)。そのほとんどは裏社会につぶされて事件にできませんでした。
今回もそうなる可能性は捨てきれません。
そこで,ほぼ永久に保存されるであろうネットに経緯を残し(あるいは他サイトに残させることで),後世に託したのではないか。

もう一つは,
情報の収集です。
きっこのブログにも書いていない「一歩踏み込んだ話」が掲示板等に書き込まれたら,それは,検察でも知りえなかった貴重な情報になります。
踏み込んだ情報を期待して,検察は2ちゃんねるをはじめ各サイトを今も見て回っていると思います。

三つ目の動機は,
マスコミの代わりの役を検察自身がすることで,国民の不満を吸収することです。
企業社会のいま,マスコミが書きたくても書けないことがう〜んとあります。
広告代理店,広告主,新聞社,テレビ局等は「微妙につながっている」。
若い記者が書きたくても,上からのストップも多いです。

きっこ = 検察という仮説が万々が一正しかったとしても,あるいは巨悪が一網打尽にされても,検察がそれを公表することは永久にないでしょう。

「不良オヤジ」と遊びに行くことになっていたのをキャンセルされた宅建の迷物講師は,お天気は良かったけど寒い日曜日,以上の妄想をしていたのでした!
オワリ。

平成18年2月6日(月)記



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