『自分の私生活は公開しないくせに、受講者の私生活を知りたがる講師ばかり…怒…、そこで迷物講師は不平等な関係を改める為に、自分の私生活を積極的に公開しま~す…ハイ!…』
2006年(平成18年)に書いたメッセージです。
9月13日付けで「きっこのブログ」に、下のようなお知らせが載りました。
「皆さんに、お知らせがあります。
あたしは、以前から、「きっこの日記」をお金儲けに利用する気はない、ということを明言していて、アフィリエイトもいっさい貼らず、月間契約の広告のお話もすべてお断りしてきました。もちろん、今後も、「きっこの日記」にはアフィリエイトは貼りませんし、有料化するつもりもありません。
でも、ある事情があり、このたび、書籍化することにしました。
日記上で、お金儲けに利用する気はない、ということを明言してきた以上、この「ある事情」について、きちんと説明するのが筋だと思うのですが、これは、あたしの家庭内の極めてプライベートな事情なので、公にはできないことなのです。申し訳ありません。
そのため、このようなあたしの選択について、反感を持つ人もいるかも知れませんが、どうか、あたしの気持ちを分かって欲しいと思います。」
夢がひとつ破れました。
私は、「きっこのブログ」を書いているのは検察だ、という仮説を立てたことがあります。
だったら、まだ夢があると思いました。
それなのに、公にできない「家庭内の極めてプライベートな事情」のために、出版社の軍門にくだってしまった「きっこのブログ」。
冷静に考えてみれば、そもそも、バーチャルな世界(ブログやホームページ等)に期待を寄せすぎること自体、危険なことでした。
バーチャルは「夢が破れる」ことを内包してるからバーチャルなのです。
ある日突然、「無料・ボランティア」を売りにしている「匿名サイト」が変わってしまっても、私のように「夢が破れた」などとグチるのは筋違いなのかも…。
2006年09月15日(金)記
2023年12月02日(土)追記
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