『自分の私生活は公開しないくせに、受講者の私生活を知りたがる講師ばかり…怒…、そこで迷物講師は不平等な関係を改める為に、自分の私生活を積極的に公開しま~す…ハイ!…』
2006年(平成18年)に書いたメッセージです。
…神通力を持ち、反骨精神旺盛な彼は、悪戯っ子でもあった。
悪戯がすぎて、ある時、お釈迦さまに輪っかをはめられてしまうが、きん斗雲と如意棒を駆使して世界の果てまで逃走する。でも気が付いてみると、結局は、お釈迦さまの手のひらの上で踊らされているだけだった。…
ご存知、孫悟空の話(西遊記)です。
この話、あながち架空の昔話と片付けてしまうわけには行きません。
宇宙論を説明する「たとえ話」として、しばしば引き合いに出されてきたからです。
この宇宙はビッグバンから始まり、現在宇宙は膨張を続けています。
このまま永遠に膨張を続けるか、ある時期から収縮に転じるかは、宇宙全体の質量(単純な重さではなく物質が持つ固有の量)によって決まるらしいですが、いずれにしても、この宇宙は閉じています(球の表面のようなもの)。
だとすると、光速で走るロケットに乗っても、いずれは元の場所にもどってしまいます。
お釈迦さまの手のひらの上で踊らされている孫悟空と同じです。
アインシュタインが絶対に正しければそういう事になるのですが、反骨精神旺盛で悪戯っ子を自認する私としては、こういう宇宙論は、昔から面白くなかったです。
そもそも「ビッグバンってなんだよ、ビッグバンの前はどうなっていたんだよ!」と、文科系の私は反発していました。
誰も見たヤツがいないんだから、宇宙を研究する学者なんてインチキ臭い。
ウサン臭い宅建講師よりも始末悪いぜ!
3年くらい前までは、そう考えフテクサレていました。
でも今は、宇宙を研究する学者を尊敬してます。
それどころか、最新の宇宙論、最新の理論物理学の研究成果にハマッテいるのです。
・ 時空(時間と空間)は宇宙を構成する基本ではない
・ 宇宙は平坦である(厚みはせいぜい1ミリ)
・ 宇宙は11次元になっている
・
時間は1つとは限らない
・ 光速は不変(秒速30万キロ)とは限らない
何と夢がある学説でしょう!
これなら死ぬのも怖くないです。
こういう説を、ノーベル賞クラスの物理学者が真面目に唱えているのが、最新の宇宙論です。
江原ナントカというスピリチュアルの人が言っているんじゃないところが、私としては非常に面白いですね。
「宇宙が平坦で、11次元だったら、われわれが感じる体積(三次元)はどうなっちゃうんだ?」と疑問が湧く人も多いでしょうが、物質のもと(素粒子等)を突き詰めると、どうもそうなるらしいです。