紙幣印刷機

(1)

私は小学校1・2年生のころ,友だちからよく言われました。

「お前んちはいいよな。お父さんが印刷局に勤めてるから,お金がなくなったらいつでも印刷すればいいもんな!」

ナルホドと思った割には,わが家が貧乏なのが不思議でした。

(2)

小学校3・4年になると,いくら父親が印刷局に勤めていても,勝手におさつを印刷できないことは,自然に理解できました。

(3)

中学生から高校生にかけて,父親はおさつに関するいろいろな裏話を聞かせてくれました。

@
印刷局では,おさつとは言わず「おしな」と言うんだ。
おさつは,印刷局で大切に作った品物だからだよ。
A
一万円札は一枚7円で出来るんだぞ!
それを日本銀行に買ってもらうわけだ。
1枚9,993円のもうけだ,いいだろ!
B
お札の番号には,ちゃんと秘密が隠されているんだ。
それはだな,…このブログでは非公開…
C
お札を印刷する機械は,今まではドイツ製だった。
でもこれからは,どんどん日本製のものに変わることになってる。

(4)

現在,紙幣印刷機は100パーセント国産のものだと聞いています。

ネットで公開されている情報に限れば,
(株)小森コーポレーションという会社が紙幣印刷機を製造しています。

1961年(昭和36年)に,紙幣印刷用ドライオフセット印刷機を印刷局に納入したのが最初のようです。

お金がなくなったらいつでも印刷できるよう,最近,この印刷機が無性に欲しくなっている迷物講師です!

平成20年9月29日(月)記



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