『自分の私生活は公開しないくせに、受講者の私生活を知りたがる講師ばかり…怒…、そこで迷物講師は不平等な関係を改める為に、自分の私生活を積極的に公開しま~す…ハイ!…』
2009年(平成21年)に書いたメッセージです。
(1)
普通の大人は、労働の大部分を、メシを食うためにやってます。
もちろん私も同じでして、メシを食うために宅建講師をやってます。
「働かざる者食うべからず」は、有史以来の常識のようなものでしょう。
(2)
でも最近、この常識を覆す研究がされてます。
実現されたら、私は真っ先に、すべての講座・教材を無料で提供するでしょう。
その一見夢のような研究が、今日のお題「ベーシック・インカム(Basic Income)」です。
(3)
ベーシック・インカムとは、全ての国民に対し、最低限の所得を保証する制度です。
生まれてから死ぬまでの間、無条件に、一定額が国から支給される仕組みです。
今の日本の国力だと、一人当たり1カ月15万円(夫婦で30万円、4人家族で60万円)支給できるという人もいます。
生活保護とは、次の三点で違います。
・ 支給に際して、条件や審査がない。
・ 国民全員に支給される。
・ 働いた分だけ収入が増える。
財源は、主として次の三つが想定されているそうです。
・ 公共事業の大幅削減
・ 現行年金制度の廃止
・ 消費税の大幅アップ
(4)
もし、ベーシック・インカムが実現されたら、有史以来の大革命ですね。
貧困が解消されるだけでなく、歴史上初めて「生存と労働が切り離される」という意味で大革命です。
なお、ベーシック・インカムには、短所もあると思います。
生まれてから死ぬまでの間、無条件に、一定額が国から支給されるので、国民がいろいろな面で「我慢しなくなる」でしょう。
その結果、ニート、中高年の離婚、会社を辞める人が激増する等「気味悪い社会」になっちゃうかも知れません。
皆さんはどう思いますか?
関連ブログ
ベーシックインカム研究所
2009年02月12日(木)記
2021年09月10日(土)追記
2023年12月03日(日)追記
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