1. 宅建倶楽部

  2. 宅建講師のメッセージ・トップ

  3. その他

宅建10日間を作りながら…

(1)

宅建10日間,例年より早く発売するつもりで,いま一生懸命作ってます!
そんでいま,宅建オンリーの息抜きを兼ねてやってるのがSEOですが,きょうはこの話題が中心です。
宅建受験オンリーの皆さんは,パスしたほうがいい話題です。

(2)

うちの家族を含めて,私が身近に接している人たちの検索行動には一つの特長が見られます。
ほとんどのキーワードで,検索結果の1位しかクリックしないんですね。

これが日本人一般の検索パターンだとしたら,ネットで商売してる迷物講師にはエライ事です!
宅建倶楽部のサイトが検索結果の1ページ目に表示されても,それが7位とか8位のうしろの方じゃクリックされないと思うからです。

そんな心配をしていたところ,この心配を裏付けてしまうようなデータがネット上に出回っちゃいました。

(3)

3年前にAOLから外部に流出したもので,検索数に対して何パーセントのクリックを獲得したかというデータです。

1位:22.73%
2位: 6.40%
3位: 4.53%
4位: 3.24%
5位: 2.61%
6位: 2.14%
7位: 1.81%
8位: 1.60%
9位: 1.51%
10位:1.59%

だそうです。

例えば,「宅建」というキーワードで10,000人が検索をかけた場合,1位のサイトをクリックした人は2,273人だけど,8位のサイトじゃ160人しかクリックされないということですね。

もっと言えば,2位以下のサイトじゃ「お話にならない」といことです。

このデータによると,2ページ目以降(11位以降)に進む人は,5.46%(10,000人中546人)しかいません。
2ページ目以降じゃ「全然お話にならない」ですね。

(4)

宅建倶楽部では,このデータをさらに裏付ける状況に最近出会いました。

ここ1週間,Googleでの「宅建の迷物図書館」の順位が80~90位に落ちたんですが,アクセスを解析してみても,訪問者数(ユニークユーザー)の落ち込みが無いんです(検索キーワードは「宅建」)。

「宅建の迷物図書館」は1ページ目にはいたんですが,いつも7位から10位の間だったので,検索数に対して1%台のクリックしかなかったのだと思われます。

もともとクリック率が悪かったので,80~90位に落ちても影響が無かったのでしょう。

(5)

宅建倶楽部には,毎日のようにSEO業者からの勧誘があります。

「いくらいくら払えば,何々というキーワードでの順位を20位以内にすることを保証します…」的なものがほとんどです。

3年前とは言えAOLのデータが流出してしまった以上,1位を保証してくれないとね~!(笑)

※ 関連ブログ
SERP1位のクリック率は何%?

平成21年6月11日(木)記


ページのTOPへ