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TPPの怖さ

(1)

TPP(環太平洋経済連携協定)は,7年も前の平成18年(2006年)に,ブルネイ・シンガポール・チリ・ニュージーランドの4カ国により設立されました。
いわば,小さな国による自由貿易協定であり,最初はほとんど注目されていませんでした。

(2)

ところが平成20年(2008年)に,アメリカが投資・金融サービス分野だけに参加すると言い出しました。

その後すぐに,全面的に参加するとアメリカが方針を変えると,平成20年11月には,オーストラリア・ペルー・ベトナムがすぐに参加表明しました。

さらに,マレーシア・カナダ・メキシコも参加することになり,現在TPPには11カ国が名を連ねています。

(3)

現在わが国では,TPPに参加すると「農畜産業が大打撃を受けるのが最大の懸念だ」と思わされている国民が大多数を占めているようです。

毎日流されるマスコミ,政府,御用学者の論調だけを鵜呑みにしていると,こう思わされるのは当然でしょう。

何しろ,現在のわが国は,
・ 米に………778パーセント
・ 小麦に……252パーセント
・ 牛肉に……38.5パーセント
・ バターに… 360パーセント
・ お砂糖に…328パーセント
の関税をかけていますからね。

(4)

でもTPPに参加すると,私は,「農畜産業が大打撃を受けるどころの話では済まない!」,とかなり憂慮してます!

ここは宅建試験受験者のためのサイトなので,この点に興味がある方は,カレイドスコープさんのこちらの記事を読んでみて下さい。

カレイドスコープさんの記事は,あくまで参考ということで,お願い致します。
迷物講師の意見そのものでは有りません。

平成25年3月13日(水)記



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