最近頂いたメールを読んでると、
宅建試験で出題される税金(税法)は「100%暗記科目」だと誤解している人がとても多いようです。
確かに税金は覚える数字が多く、その数字も政策的に決まっているので、「なぜ」という理由をつかみにくいです。
でも、理由をつかんでしまうと、税金・税法の勉強が楽しくなる場合もあります。
例えば、銀行でローンを組んでマイホームを持った人には所得税の住宅ローン控除という制度があり、何がしかの税金を「おまけ」してくれますが、「おまけ」の対象となるマイホームは、床面積が原則50㎡以上でなければなりません。
なぜでしょうか?
宅建試験に出る税金の「おまけ」は、健康で文化的な住宅を確保しようとする人に対する「おまけ」なんですネ。
だから、あまり狭い住宅じゃダメというわけです。
床面積が原則50㎡未満の住宅じゃ健康で文化的じゃないからローン控除してあげないって、お上が言ってるんです。