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宅建試験最大の落とし穴

最後に更新した日:2021年03月13日(土)


模擬試験(模試)の点数がいいのに多数回受験に陥る人が多く存在する原因は、試験の得点目標(45点など)を高く設定しすぎること。これが宅建試験最大の落とし穴!
つまり多くの事を押さえようとするあまり、大切な基本を落としちゃう現象「基本抜け」が襲ってくるから不合格になる。その対策を具体的に示した記事。


 
「宅建業法は満点(20点)をとるぞ!」
「権利関係は8割正解(12点)だな!」
というように、すべての試験は得点目標を設定してから挑戦しますよね。

得点目標の最大値は満点(宅建では50点)ですが、皆さんは満点を目標に学習・勉強しますか?
ほとんどの皆さんは、「それはチョット高すぎるよ!」と躊躇するでしょう。

じゃ、大体の安全圏とされる35点が目標ですか?
少し保険を掛けて、38点くらいに設定しておきますか?
いろいろ悩んじゃいますねぇ~(笑)。

連続3回「落選」の方から、こんなメールをもらいました。

・1年目は、しっかり宅建の学校(予備校)に通い3回受けた模擬試験(模試)も平均47点だった。
・2年目は、某社のCD講座による自宅学習をし、2回模試を受け2回とも46点だった。
・3年目は、インターネットで探したサイトで学習・勉強し、模試は3回受け平均47点だった。

皆さんは、どう感じるでしょうか?

「模擬試験の点数がこんなにいいのに、3回連続落選なんていう人がホントに存在するの?」という疑問を、まず抱くでしょうね。

でも、いるんですよ。
というより、意外に多いんです。
私は宅建講師歴34年で、こういう方を何百人と見てきました。

模擬試験の点数がいいのに多数回受験に陥る最大の原因は、「得点目標を45点以上にしちゃう」ことです。
これが私の分析。
実は、得点目標が高すぎるのは非常に危険なんです。

何故危険なんでしょうか?

宅建試験は私でも満点が取れません。
準備しないで行けば、40点がいいとこでしょう。

だから、皆さんが45点以上を目標にしちゃうことは、考え方によっては「とても不遜な事!」です(笑)。
45点以上は、一般受験者からみれば神の世界!
神の世界なので、ほとんどの人に無理が生じます。

この無理こそが、「宅建試験最大の落とし穴」なんですね。

宅建試験の場合、500項目押さえれば40点とれます。
しかし、わずか5点差でも、45点とるには3000項目は押さえなければならないでしょう。5点上積みするのに6倍かかると思って下さい。
高校時代、90点超えるには、80点取る場合の何倍も苦労した経験をした人もいるでしょう。あれと同じです。

それだけじゃないですよ。

いわゆる「基本抜け」という、一番恐ろしい大津波が襲って来ます。

何かと言うと、多くの事を押さえようとするあまり、大切な基本を落としちゃう現象です。
本番では、基本抜けした人はまず通用しません。重箱の隅を突っつくことが多い模擬試験では通用しても…。

親友5人の電話番号を覚えるのは簡単だけど、クラス30人分のを全部覚えようとすると、5人の番号さえ忘れがちになるのと同じですね。

最近、宅建の学校(宅建の予備校)の息がかかったと思われる関係者・工作員が、メルマガ・掲示板等で「量をこなす事も大切です」なんて言ってるようですが、そのまま鵜呑みにすることは非常に危険です。
基本抜け」が特に恐ろしい!

そこで私からのメッセージ。

押さえるのは500項目。
単なる暗記じゃなく理解があれば、これで40点取れます。だから得点目標は40点が理想です。

じゃ、具体的に500項目とは何か?
宅建の迷物図書館サイトの参考書・テキストに書いてあることです。ここに書いてあることは、数え方によって多少違いますが大体500と考えればイイでしょう。

模擬試験(模試)の点数がいいのに多数回受験に陥る人の存在は、あまりオモテに出ません。
そこで、上で紹介したメールをきっかけに書いてみようと思ったのが、きょうの記事です。

関連情報:宅建の勉強のしかた(音声付き)


最初に投稿した日:2005年04月12日(火)記

追記した日:2010年11月11日(木)記


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