1. 宅建倶楽部

  2. 宅建講師のメッセージ・トップ

  3. 楽に合格する話

日本語の「ねじれ」

日本語の「ねじれ」に鈍感な人が多いです。

(1)

「法律は知っていることは、現代社会において重要である。」
この文章には、初歩的な「ねじれ」があります。

「法律知っていることは、現代社会において重要である。」
とすべきです。

(2)

じゃ、こんな文章はどうでしょうか?

「売主を宅地建物取引業者であるA、買主を宅地建物取引業者でないBとの宅地の売買契約において、宅地建物取引業法第37条の2の規定に基づく売買契約の解除に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。」

これにも「ねじれ」があります。

「売主を宅地建物取引業者であるA、買主を宅地建物取引業者でないBとする宅地の売買契約に おいて、宅地建物取引業法第37条の2の規定に基づく売買契約の解除に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。」
とすべきです。

私がこういう指摘をすると、「そんなの意味が通じればどうでもイイじゃん!」、と内心思っている人がいるでしょう。

そういう人は、次年度も宅建受験者として「立派に現役」をやっていることが多いので、少し反省してくれればと思います。


2005年07月02日(土)記
2023年11月13日(月)追記



ページのTOPへ