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5点免除者は単純に5点得しているわけじゃない


平成18年度宅建試験の合格基準点は、
・ 一般受験者…50問出題中34問以上正解
・ 5点免除者…45問出題中29問以上正解
でした。

合格者の最低正解率は、
・ 一般受験者…34問 ÷ 50問 =68%
・ 5点免除者…29問 ÷ 45問 = 64.4%
だったことになりますね。

正解率にすると、5点免除者(登録講習を終了した受験者)は一般受験者より「3.6%得している」のです。
この差は意外に大きいです。

今年は、もっと差が開くかもしれません。
5点免除者は「単純に5点得している」わけではないのです。

宅建試験での合格基準点の決め方は公表されていませんが、一般受験者の基準点を「単純に5点マイナスした」ものが、5点免除者の基準点になるとは限りません。
一般受験者34点、5点免除者27点だってあり得ます!

一般受験者は、5点免除者の不動産屋さんグループに負けないよう、最後まで頑張って欲しいです。
不動産屋さんグループも、最後まで気をゆるめないで欲しいです。

平成17年10月11日(火)記
平成19年 4月10日(火)追記



上の記事は令和3年度の受験に際しても妥当します。

令和 3年10月14日(木)追記



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