なるほど、何も見ないで過去問を解いたお陰で記憶に定着する問題は、確かにあります。
間違えたので印象に残った、というやつです。
でも、このような問題は非常に少ないです。
間違えたので印象に残る問題って結構多いよ、と思っている人がいたら、普通にヤバイです。
法律の勉強のしかた自体に欠陥があるかも…。
「間違えないでも印象に残る勉強」をしなきゃダメです。
間違えたので印象に残る勉強法なんか、はっきり言って邪道。
法律の勉強は、かならず「感動を先行」させましょう。
その感動があったお陰で、いやでもその知識が印象に残った、という勉強です。
宅建では、暗記中心主義の子供時代の勉強法は、あまり通用しません。
ふだん参考書・過去問集を読み込みながら、
「宅建業法ってこういう法律だったのか!」
「農地法3条と4条は、こういう違いがあったのか!」
という感動につながる言い回しを、いつも探そうじゃないですか。
まだ間に合います。
もう感動しているヒマなんかないと思わないで、自分の参考書を探してみましょう。
そして、その感動と過去問の知識とをリンクさせるのです。
これこそ、まさに宅建試験の王道と心得るべし!
以上のことを履き違えると、なかなか点数が伸びないはずです。
スランプ回避のためにも、やっぱり過去問は解説を読みながらやろう!
平成18年8月7日(月)記
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