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宅建業法が一番嫌うこと、それは隠蔽体質

(1)

隠蔽(いんぺい)とは、隠すこと。

組織の隠蔽体質が、次々と暴露されている今日この頃です。

不二家・白い恋人・赤福・船場吉兆、はては社会保険庁に至るまで、隠蔽体質の大流行ですね。

(2)

わが国では、源平の昔から、隠蔽を大いに嫌う文化があります。

合戦する時でさえ、「やあやあ、我こそは源のナントカ」なんて実名を名乗ってました。

今のブログと大違い!
匿名の合戦なんて、全然聞いたことないですね。

(3)

宅建業法も隠蔽が大嫌いです。
だから宅建業法は、不動産屋さんが隠蔽できないよう、いろいろな手当をしてます。

(4)匿名で商売させない(身元を明かさせる)




これらは、みんな匿名で商売させないための手当(手段)です。
匿名は隠蔽の典型です

(5)情報公開させる



これらは、みんな不動産屋さんに情報公開させるための手当です。
情報公開は、お上(公務員)だけがするもんじゃないです。

(6)事実を隠させない

題名から想像できますね。
隠蔽をモロに禁止する定めです。

(7)

宅建業法は、お客さんの保護のために、宅建業者に、いろいろな「業務上の規制」をかけます。

(4)(5)(6)で書いたのは、その「業務上の規制」の仲間です。

参考書や講師がダサイと、「業務上の規制」を、なんの脈絡もなく箇条書き的に暗記させられてオシマイになっちゃいます。

それで暗記できればいいんですが、無理っぽい人も結構出てきます。
そんな人の参考になればと、きょうの記事を書きました。

平成20年 8月 8日(金)記
平成22年11月12日(金)追記
令和 3年10月15日(金)追記


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