宅建は法律の入門資格なので…

きょうは、法律の入門資格である宅建試験の傾向と対策について、経済学的(?)な角度から切り込みます。

(1)傾向

宅建は法律の入門資格なので、

イ.受験者は、他の法律系資格より多い
ロ.受験者は、教材の品質を見分けるのが困難
ハ.合格者は、未熟な体験でも受験者に披露したくなる
二.合格者は、三百代言(的外れなアドバイス)してもバレない

という一次的傾向を示します。

このような傾向のために、

A.関係者が、受験者をケムに巻くのは簡単
B.関係者が、受験界のカリスマを装うのも簡単

という二次的傾向が示されます。

その結果どうなるか?

「合格できない宅建講座・教材」が粗製乱造されます。

(2)対策

(イ)

悪貨が良貨を駆逐するのは、ある意味、自由経済・宣伝社会の宿命です。

したがって、「合格できない宅建講座・教材」の粗製乱造を排除することは、極めて困難です。

消費者が入門者であることから、商品を見分ける目を持てない宅建では、なおさらです。

しかし、私は諦めません!

・イヌの遠吠え
・ごまめの歯ぎしり

と言われようがなんだろうが「一寸の虫にも五分の魂」です。

「合格できない宅建講座・教材」は、ぜひ駆逐したいです。

平成20年12月17日(水)記
平成22年11月12日(金)追記


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