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楽に合格する話
次回の受験に向けて、【№2】社会的な意味とは何か
(1)前回の復習
前回は、「宅建試験には文章読解力が要求され、そこで要求される読解力は『社会的な意味』を盛り込んで読めるチカラを指す」と書きました。次回の受験に向けて【№1】
(2)社会的な意味とは何か
じゃ、参考書や試験問題を読む際に盛り込むべき「社会的な意味」とは何でしょうか?
そんなに難しい話じゃないので、気楽に読んで下さい。
(イ)結論
そもそも社会的な意味とは、普通の人が理解できる意味のことです。普通の人とは、それを専門としない人のことです。
これは、経済学でも法律学でも、社会科学全般に共通しています。
したがって、宅建で要求される文章読解力は、普通の人(法律を専門としない人)が理解できる意味を盛り込んで読めるチカラを指します。
そういうチカラが必要な理由は、下の通りです。
(ロ)理由1
宅建受験者は修行中の身です。宅建に出題される法律に関しては、それを専門としているとは言えません。つまり受験者は普通の人なのです。
だから、自分自身が理解できる意味を盛り込む修行をしない限り、そもそも参考書や試験問題の理解は、おぼつかないことになります。これは論理(理屈)です。
(ハ)理由2
法律の文章は堅苦しいです。
だから参考書や試験問題は、自分自身が理解できる意味を盛り込んで読まないと、そもそも勉強に興味がもてず、これが途中棄権の大きな原因になります。
次回は、「普通の人が理解できる意味を盛り込んで読めるチカラを獲得する方法」について書きます。
…づづく…
平成21年12月14日(月)記
平成22年11月12日(金)追記
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