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合格のコツ(そもそもの心構え)


宅建に合格するコツは、要領良く「マトメること・整理すること」です。
マトメ・整理こそが合格のコツ!
でも宅建試験は出題範囲がすごく広く、マトメ・整理は簡単なようでいて、なかなか難しいです。
特に最近は、
・ 過度の商業主義
・ ネット社会における情報過多
によって、「マトメること・整理すること」が昔より難しくなっています。
迷物講師は、「マトメること・整理すること」を容易にするには、次の「心構え」を持とうと、常に意識することが必要と考えています。
1.何がしかの集中力
スポーツでも勉強でも、集中力のない人はダメだと言われますが、何がしかの集中力は宅建合格にも絶対必要です。
具体的には最低2時間、本を読み続けられる集中力が必要だと思っています。本試験の時間が2時間だからです。
もっと言えば、イザとなったら2時間の間、お茶もタバコも飲まず集中を途切れさせない力が必要です。これは簡単なようでいて、普通の人にとっては相当な訓練が要ります。
じっと座って2時間活字を読んでいても、ただ形だけで内容が頭に入っていないという経験をすることが有りますが、これは集中が「途切れている」証拠です。
いつも寝っ転がりながら、あるいはお菓子を食べながら宅建の本を読んでいると、「集中を途切れさせない訓練」という意味ではマイナスです。たまには、机にきちんと座って本を読んでみることも必要でしょう。
2.少しだけ物を考える力
宅建合格には、少しだけでいいから、物を考える力が必要です。
物を考える力とは、暗記したものを思い出すことじゃ無いですよ! ふだんの勉強で、「なぜそうなるんだ」と考えながら本を読める力のことです。
そういうものがあると、自分が自覚している以上に本番で力を発揮出来ます。なぜって、宅建では10問くらいは過去問にもないビックリ問題が出ますが、ふだんから「なぜそうなるんだ」という訓練をしてきた人は、こういうビックリ問題でも正解できる確率が高いからです。「当たらずも遠からず」という言葉がありますが、それです。
「当たらずも遠からず」の境地になると、4択のビックリ問題が、その人にとっては2択になっちゃうことさえ珍しく有りません。丸暗記・ゴロ合わせに時間を費やして来た人には、味わえない境地です。
3.多少の国語力
宅建合格にもう一つ必要なのは、多少の国語力です。つまり堅苦しい法律用語を読みこなせる力。
だから、本は「マンガ以外あまり読んだことがない」という人は、気を付けなければいけません。堅苦しい法律用語を読みこなせるようになるには、やはり訓練が必要です。
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