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楽に合格する話
パソコンの突然クラッシュに際して思ったこと
(1)
1週間前に、私専用のパソコンが突然クラッシュ(ハードディスク・クラッシュ)しちゃいました。6年間使ったWindows XPパソコンです。
教材を作成するにもブログを書くにも、全部そのパソコンに頼っていたので、この忙しい時期も重なり、少し参りました。
ハードディスク・クラッシュなので、リカバリー(OSの再インストール)は不可能と考え、この際だからと新しいパソコンに買い換えました。
今度のはWindows7、メモリーは4GBです!
だからサクサク動作して気持ちいいですが、旧パソコンに入れてあったデータを復活させるのに、少し手間取ってます。
(2)
とは言っても、私の仕事で重要なのは、パソコンより「自分の脳の引き出し」なんです。
目的の情報はどこを探せば素早く見つけられるか、という事を「自分の脳の引き出し」にどれだけ多くしまっておけるかなんですね。
だから、パソコンがクラッシュしたくらいじゃ、そんなに影響を受けません。
(3)
これは、どんな職業でも同じかも…。
何かあった時に、どこを探せば目的の情報を素早く見つけることが出来るかで勝負が決まると思います。
つまり「御自分の脳の引き出し」にどれだけ多くしまっておけるかなんですね。
そして、御自分の脳の引き出しを多く持っている人ほど、「あいつは出来る!」と周囲から評価されるのでしょう。
(4)
いま、不動産の統計の数字を今年版に改定する作業をしてます。
長年宅建講師をやっていると、地価公示はどこ、法人企業統計はどこなどと、素早く見つけることなんか朝飯前です。
でも私は、教材作成中も統計の細かい数字なんか全然覚えません。
どこを探せば目的の情報を素早く見つけることが出来るか、よく知っているからです。
ま、調べた結果をマトメて「お金を払ってくれた人に優先して教える」のが私の夏の仕事ですかね。
だから、そんなに威張れた仕事じゃない、と自分でも十分認識してま~す!
(5)
それはそうと、情報検索における「御自分の脳の引き出し」を多く持っている人は、普段、あまり細かい事を覚えようとしません。
私が知る限り、これが一般です。
彼ら彼女らは、朝から晩まで垂れ流されてくる情報の洪水に押し流されることを、極端に恐れます。
イザとなったら、どこを探せば目的の情報を素早く見つけることが出来るかを知っていることも、彼ら彼女らの態度を決定づけている要因だと思います。
つまり、「あいつは出来る!」と周囲から評価されるている人の普段の姿が、これです。
(6)
この記事を読んで下さっている宅建受験者の皆さま!
情報の洪水に押し流されていませんか?
宅建に合格するだけの情報なんか、イザとなったら宅建の迷物図書館を探せばいいだけですよ。
決して情報の洪水に押し流されませんように!
平成22年6月17日(木)記
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