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「宅建ファンタジスタ方式」での勉強が最強

(1)誰でもタダでマネできる

宅建ファンタジスタは、宅建倶楽部の基本講座の名前ですが、今回は、ファンタジスタ方式での勉強が最強という話です。

とは言っても、私はここで宣伝するつもりはないです。

ファンタジスタ方式での勉強なんて誰でもマネできます
しかもタダで…。


(2)「ファンタジスタ方式」での勉強とは

ピントがずれないように、いくつかに分けて書きます。

(イ)まず、過去問の大切さを認識する

どんな国家試験でもそうですが、過去問は極めて重要です。

理由は2つあります。

一つは、合格者のレベルをそろえるのが国家試験の使命なので、過去問を踏み外す問題は、そう多くは作れないという点です。

もう一つは、経験則。
私の30年を超える講師生活で、なんだかんだと合格していった人を見ると、知識の総量は少なくても、過去問の理解だけはちゃんとしていました。

(ロ)過去問はいきなり本番と同じ形式の四択問題を練習しない

これは言い方を換えると、ドリル形式(一問一答形式)の過去問を先にやれ、ということです。

これにも理由は2つあります。

(ⅰ)

一つは、本番と同じ形式の四択問題をいきなり練習すると、頭が混乱しやすい点にあります。

例えば、本試験で全出題数の4割を占める科目に宅建業法があります。

多くの皆さまは、参考書・テキストで宅建業法の箇所を読んだら、最近の宅建業法の四択問題を練習するでしょうが、これはオススメできません。

宅建業法とひと口に言っても、何十のテーマに分かれていて、本番では、肢(1)~(4)までで、これらをミックして出題されることが多いです。

テーマがミックスされて出題される問題を、私は複合問題と呼んでいますが、複合問題は宅建業法以外の科目でも結構出ます。

だから、いきなり本番と同じ形式の四択問題を練習すると頭が混乱する元になります。

その混乱を回避するには、まず、免許換えなら免許換えだけに絞った過去問をドリル形式(一問一答形式)で練習するのがベストなのです。

(ⅱ)

もう一つ、いきなり本番と同じ形式の四択問題を練習するのをオススメしない理由は、(ⅰ)で書いたことと関連しますが、夏以降の直前期に頭が混乱すると、それをきっかけにスランプに陥る点です。

特に夏の暑い時期にスランプに陥った宅建受験者で、秋の本試験まで回復した例は極めてマレです。

(ハ)まとめ

ここまで書いてきた事をまとめると、

ということですが、これらを自然に達成できるように作られているのが宅建ファンタジスタという講座です。

だから、「ファンタジスタ方式」での勉強とは、これらを強く意識して、皆さま御自身で、勉強を続けていく事です。

(3)具体的に「ファンタジスタ方式」で勉強をやるには

実は、有料・無料を問わず、私が作っているコンテンツは、全部が「ファンタジスタ方式」で作られています。

とは言っても、いろいろな宅建サイトをつまみ食い(?)してきた皆さまには気づきにくいでしょう。
だから、こんな記事を書いているのですが…(笑)。

具体的には、次の方法で勉強して下さい(市販本で独学をする方のオススメ本も紹介します)。

(イ)

まずは、宅建の迷物図書館に行って、宅建士試験に独学合格を目指すをクリックします。
次に、「宅建のテキスト」をクリックします。
この「宅建のテキスト」は、宅建業法~その他の分野まで4分野が載せてあります。

(ロ)

その次は、「宅建の一問一答」(過去問ドリル)をクリックします。
この「宅建の一問一答」も、宅建業法~その他の分野まで4分野に分かれています。

そのつどということが重要です
これが宅建ファンタジスタ方式のキモですから。

宅建業法を読み終えたらまとめて宅建業法の問題をやるんじゃないですよ!
そのつど該当するテーマについて宅建の一問一答で練習するのです。

例えば、宅建業法の免許換えに関してなら、

・ 「宅建のテキスト」ではここをクリック
・ 「宅建の一問一答」ではここをクリック

して、「そのつど」ていねいに過去問を練習して下さい。
そうしておいて、最後に四択問題の同じ場所を、「宅建の四択過去問題」(宅建業法)全部の目次から探してやってみるのです。
しつこいけど、過去問練習はドリルで始まって四択問題で終わるんですよ!

(ハ)

直前期とは言え、このようなていねいな勉強が、遠回りのようでいて結局は合格への近道です。想定外のスランプを遠ざける有効策にもなります。



平成24年 5月29日(火)記
令和 3年10月16日(土)


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