最近は、何か新しい情報はないかと「2ちゃんねる」等の関連サイトを徘徊してます。
宅建関係の掲示板・サイト・ブログを、この時期は、1日3時間くらい見ちゃってます。
そのぶん仕事が遅れがちです。
「今日も失敗しちゃった! でも、まっ、イイか!」なんて自分を納得させているこの頃です。
(1)
ところで、
失敗の原因を自分に納得させる方法は、大きく分けて二つあると思います。
一つは、
失敗の原因を「自分の外」に求めるやり方。
失敗したのは「世の中が悪かった」「会社が悪かった」なんて、自分を納得させる方法です。
もう一つは、
失敗の原因を「自分の中」に求めるやり方ですね。
「努力が足りなかった」から失敗した、と自分を納得させる方法が典型です。
資格試験にしぼれば、
再チャレンジで合格しやすいのは、失敗の原因を「自分の中」に求める人だと断言できます。
「自分の中」に失敗の原因を求めるのは、「人のせいにするのはダメ!」という子供時代からの教え、道徳とも合致します。
しかししかし、
失敗の原因を「自分の中」に求め過ぎると、合格する何百倍もの危険が待っていますよ。
「自分の中」に求め過ぎる人は、いわゆる「うつ」になり易いです!
正確な診断名は不明ですが、「うつ」傾向で資格試験を断念した人はゴマンといます。
「自分の中」に求め過ぎると「うつ」になり易いという傾向は、もちろん講師にもあります。
今年になって、私が知っているだけで、大手予備校の講師が二人もブログを閉鎖しました。
原因を「自分の中」に求め過ぎた講師と、ほぼ断言できます。
(2)
こう考えると、
たまには失敗の原因を「自分の外」に求めて、失敗したのは「世の中が悪かった」「会社が悪かった」なんて自分を納得させるのも、精神衛生上はよろしい!
ということになるのです。
何事もバランスでして、
「自分の外」に求め過ぎるのも良くないですが、「自分の中」に求め過ぎるのも危険だ、ということです。
私もこのバランス感覚で、冒頭で書いたように「今日も失敗しちゃった!でも、まっ、イイか!」なんて自分を納得させている、と思って下さい。
他の講師が書くブログにも、「私はこれをする」と宣言しながら、書いてあることが最後まで「人に対するお説教」だったというものがありますが、これなどは、失敗の原因を「自分の外」に求めるやり方の「変形」でして、ご当人にとっては、精神衛生上極めてよろしいやり方と言えるのです。
(3)
宅建試験の発表まであと1週間。
桜散る人の方が多いのが現実なので、今日の記事が少しでも参考になれば幸いです。
宅建講師21年目なのに、この時期、こんな記事しか書けない迷物講師ですが、やっぱり一向に進歩しませんね!
平成19年11月28日(水)記
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