(1)
最近、宅建の「職人」「ひとり親方」などと言い出してしまった手前、
それらの定義が気になって、いろいろ調べている迷物講師です。
ひょんな事から、
私が愛用しているギターを作った会社の社長が、平成17年の現代の名工に選ばれていたことを今さら知って、ビックリしています。
その名を矢入一男さんと言います。
ヤイリギターの社長です。
アコースティックギターを弾く人は、ご存知でしょう。
「イエスタデイ」を弾くときのポール・マッカートニーや、サザンオールスターズの桑田佳佑が愛用していることで有名なギターですね。
(2)
その矢入さん、こんな事を言っています。
「いいギターを製作するためなら何でもする!」
ヤイリギターでは、完成したギターを直ぐには売らず、約3ヶ月間、品質保管室という所に置いておくそうです。
そこで何をするかというと、
完成したギター相手に、ステレオ装置を使って音楽を聴かせ続けるのだとか…。
「そのことが科学的に効果があるのか分からないけれど、ギターのために良さそうだからやっている!」と、ひょうひょうとしています。
(3)
矢入さんの「何でもする!」という言葉、私にはすっごく重みがありました。
宅建の職人と現代の名工は、雲泥の差だと思いました。
(Wikipedia) 矢入一男
平成20年8月5日(火)記
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