(1)イントロ
ある熟年の奥さんがこう言ったそうです。
「わが家にはもう『愛』はない。だけど『情』があるから、こうやって暮していくしかない!」
(2)佐藤愛子先生の怒り
これに対して、作家の佐藤愛子先生(1923年11月生まれ、2023年11月で百歳)が、2008年(平成20年)頃、雑誌の対談で怒ってました。
「『情』はあるけど『愛』はないなんて、言葉だけが飛び跳ねて中身が空っぽ。言葉をもて遊んで物事を決めようとするのは、現代の病気ですよ!」
(3)迷物講師も同感
私は昔から同じことを感じていましたが、ただ感じているだけでモヤモヤしていました。
でも佐藤愛子先生のお陰でスッキリしました。
言葉をもて遊んで物事を決めようとするのは、やっぱり現代の病気ですよ!
(4)子どもたちの末路を今見たくない
それでまず最初に思ったのが、「息子と娘が開設しているホームページだけは読みたくない」ということでした。
もし二人の子どもたちが、「言葉をもて遊んで物事を決めようとする」文脈でいろいろ語っていたら、私は、子どもたちの末路を、今見てしまう!
これは、私にとってすごい怖い事なのです。
(5)昔の大人は情報を持っていなかった
昔は、若者が変わった事や発言をすると、まわりの大人から「お前は大器晩成だ」なんてほめられたもんです。
これは、大人が情報を持っていなかったからです。
変わった事や発言といっても、今も昔も、ほぼ100パーセント、マスコミ・学者・有名人のパクリです。
パクリをパクリと見破る情報を、当時の大人が持っていなかっただけです。
でも今はネット社会。
小学生でも、昔の大人の何十倍ものパクリ情報を持っています。
そしてパクリ情報は、「言葉をもて遊んで物事を決めようとする」文脈で、ほぼ100パーセント語られます。
(6)息子と娘がHPを開設していなくて良かった
そんなネット社会で、しかもネットで飯を食っている私を、うちの子どもたちがダマせるわけがありません。
子どもたちが、「言葉をもて遊んで物事を決めようとする」文脈でパクリ情報を語っていたら、彼らは完全に予後不良です。お先真っ暗。
でも幸いなことに、息子と娘はホームページを開設していません。
だから私は、子どもたちの末路を、今見てしまうという怖い事には、まだなっていません。
(7)宅建関係者に言及します
以上に関連して、宅建関係者が開設しているホームページないしブログについて、言及します。
「言葉をもて遊んで物事を決めようとする」風潮は、まず受験者が書いているブログに目立ちます。
この人宅建には合格するかも知れないけど、私の子どもじゃなくて良かった、と思わされてしまうブログです。
こう思ってしまうのは、宅建の勉強や法律知識とは全然関係ない点についてですので、念のため…。
フツーの宅建講師が書いているやつ、これは相当ヤバイです。
パクリをパクリと見破る情報を持っていなかった、昔の大人に読ませるレベルでしかないです。
(8)迷物講師は嫌われる
「だから私は嫌われる!」
こういう憎まれグチをたたいた後に、いつも私が言うフレーズです。
これは有名人である「北野たけし」からパクった言葉!
2008年09月20日(土)記
2023年10月31日(火)追記
ページのTOPへ