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人は誰でも、それぞれの専門家

(1)

上のタイトルは、私が自分の意見を発信する時に、いつも感じていることです。

法律をまったく知らない魚屋さんでも、それぞれの経験に裏打ちされた技術で、私たちに美味しい魚を提供してくれます。

バイデン大統領なんかに全然興味がない小料理屋の女将(おかみ)さんでも、私が息抜きに訪れれば、20年の経験に裏打ちされた料理の技術で、おおいに舌鼓(したつづみ)を打たせてくれます。

(2)

人間である以上、どんなに知能指数が高くても、一人の能力には限界があります。
そこで、人はそれぞれの人生を掛けて、誰でも専門性を獲得できるようになっているのでしょう。

結果、全体として社会がうまく回るように出来ているのでしょう。

だとすれば、マスコミによく登場するコメンテイター、学者、有名ブロガーだけが専門家なのではありません。

人は誰でも、それぞれの専門家です。

(3)

私も宅建を教える専門家です。

専門家というと「人を見下す」やつというイメージを持っている人がいるようですが、私はそうじゃないです。
「人を見下す」なんて、とんでもないです。何しろ「人は誰でも、それぞれの専門家」なのですから…。

ただ宅建の勉強に関しては、他の講師よりクチウルサイ事を言いますこれは「人を見下す」からじゃなくて、専門家としての良心です。

宅建を教える専門家である以上、宅建倶楽部の門をたたいてきた受験希望者に対して、「どんな勉強法を選択すべきか」「なぜ法律はそうなのか」等をしつこく説明します。

(4)

今年の試験結果が湿っぽかった人も、みんな、それぞれの専門家です。
どうか宅建ごときで自信を失わずに頑張って下さい!


2008年11月07日(金)記
2023年10月30日(月)記

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