(1)
宅建講座、とくに音声講義に課金するとはどういうことか?
これについて、私がいつも見習おうとしているのは、プロの演奏家、主としてクラシック音楽の演奏家です。
クラシックの演奏家は、とにかく基本に忠実です。
音色、音の強弱といった音楽理論の基本が、どこまで行っても大前提として鎮座してます。
芸術性うんぬんは、その後の話。
どんな業界でも、課金の前提は、演者自身が基本に忠実でなければならない、ということでしょう。
素人は、そこが欠けているからお金をもらっちゃダメなんですね(例:私が奏でるギター)。
(2)
お天気が良く風もない土曜日の午後、千葉県立美術館で開かれたMUSEUM CONCERT (マイクを通さないナマ演奏会)に行ってきました。
千葉県唯一のプロのオーケストラに「ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉」というのがあります。
そこのコンサートマスターを務めるヴァイオリニストの本庄(ほんしょう)篤子(あつこ)さんの演奏を聴くのが目的でした。
私は彼女の大ファンです。
とことん基本に忠実だからです。
(3)
音楽理論の基本と宅建講座のそれとは、全然違います。
でも、とことん基本に忠実ということは美しいな! と本庄さんの演奏で改めて感じることができました。
この美学、宅建受験者の皆さんの立場でも同じです。
基本に忠実ということを目指している限り、宅建なんてどうとでもなる資格ですよ!
怖いのは、
「宅建に出題される可能性があるものは全部勉強しなくちゃ」という心理・態度です。
こういう心理・態度に毒されると、合格からは、ますます遠くなっちゃいます。
ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉(2016年10月01日からニューフィル千葉)は、現在、千葉交響楽団に名称を変更しました。
2009年02月08日(日)記
2021年10月22日(金)追記
2023年10月30日(月)追記
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