トラさんがラーメン食べてアーチ

最後に更新した日:2020年01月18日(土)

1996年に亡くなった渥美清さん主演の「国民的人情喜劇」寅さんシリーズ「男はつらいよ お帰り 寅さん」が、2019年12月に公開されましたね。宅建倶楽部全員で一緒に観てきました。

最新の画像処理技術ってすごいですね。

「電話やメールじゃダメで、郵便ハガキ等じゃないと宅建ファンタジスタの案内書送んないよ」と宣言している、かび臭いポリシーと比較したら雲泥の差…。

わたくし迷物自身ヨークわかっておりますです。

以上を枕として、宅建試験のその他の分野から「建物の知識」をチョット講義してみます。

(1)

平成23年度【問50】に、こんな問題が出ました。

・ トラス式構造は、細長い部材を三角形に組み合わせた構成の構造である。(肢2)…答はマル

・ ラーメン構造は、柱とはりを組み合わせた直方体で構成する骨組である。(肢1)…答はマル

・ アーチ式構造は、スポーツ施設のような大空間を構成するには適していない構造である。(肢3)…答はバツ

(2)

上の問題は、建築の専門用語である「トラス」「ラーメン」「アーチ」の意味が分からないと、歯が立ちません。

・ トラスは、骨組を「三角形」に組む形式(細長い部材を三角形に組み合わせた構成の構造)です。

・ ラーメンは、骨組を「四角形」(直方体)に組む形式(柱とはりを組み合わせた直方体で構成する骨組)です。これはドイツ語であり、食べるラーメンじゃない!

・ アーチは、骨組を「アーチ」状(円弧状)に組む形式です。

(3)

平成23年度の本試験が終わった直後、多くの人は、上の【問50】を新作問題だと思い込みました。

それが原因で、「だから、最近の宅建は過去問だけやっていたんじゃ1~2点差で落ちるんだよ!」、というガセ情報を信じる受験者が増えました。

しかし、今でも宅建は過去問を理解していれば十分に合格できます。
しかも、上の【問50】、実はそっくりの過去問があるんですよ!

昭和51年度(1976年度)【問1】(肢4)…答はマル
鉄骨構造に関し、骨組みの形式としては、おもにトラス、ラーメン、アーチの形式が用いられる。

「過去問は最近の10年分をやっておけば十分!」という予備校等は多いですが、そういう情報も眉唾(まゆつば)と思ったほうがいいようです。

(4)

ま、今日のところは、「トラス」「ラーメン」「アーチ」を御自分の頭に印象付けるために、トラ(寅)さんがラーメン食べてアーチ(熱ッチ)、とでも語呂合わせしといて下さい。

今年の受験勉強、まだ先は長いです。

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最初に投稿した日:2012年04月19日(木)


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