わが子には営業的センスがあるのか?
イラクの日本人人質事件のうち、3人の解放が実現したというニュースが木曜日に飛び交いました。
世論は真っ二つに分かれているようです。
【A説】
イラクの実情を伝えるために危険を顧みず現地に向かった3人を賞賛する!
【B説】
危険を承知で現地入りし、このような結果になったことは自業自得だ!
皆さんは、どう思われるでしょうか?
私はハッキリ【B説】ですね。
もし、自分の子供達が同じような目に会ったとしても、少なくとも、テレビカメラの前で「命乞い」する家族にだけはなりたく無いです。
この点について、きのう家族みんなで話し合いました。
我が家は全員が【B説】でした。
その際、息子がポツリと言った言葉が非常に気に掛かりました。
(息子)
「お父さん、この話題をホームページに書くなら、自分の立場をハッキリ言わない方がいいよ!」
(私)
「なぜ?」
(息子)
「だって、反対説(A説)に立つ人がお父さんのこと心良く思うはずないでしょ。教材の売り上げが落ちるよ。」
娘も相槌を打ちました。
私は複雑な心境でした。
「わが子には営業的なセンスがあるのか?」
「それとも、将来を生き抜かねばならない人間として、むしろ小粒なのか?」
詳しくは書けませんが、もっともっともっと悲惨な事件を間接的に経験したオヤジが感じた一コマでした。
平成16年4月17日(土)記
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