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おみこしは日本古来の神社神道の象徴、仏壇は飛鳥時代に日本に伝来してきた仏教の象徴です。
仏教は、キリスト教と同じく厳格な一神教なのに、1400年以上もの間、神社神道と共存できたのは、神社神道が多神教だからです。
いわゆる「八百万(やおよろず)の神」っていうやつですね。
山・滝・雷・大きな石などの自然物には神が宿り、それらの神はみんな同列だよ、というのが神社神道の根本経典です。
って言うか、そもそも神社神道には仏教における般若心経のような経典はないです。
戒律もないです。せいぜい「悪い事しちゃだめよ!お天道様が見てるからね!」程度の決まりしかないです。
じゃ、結婚式や起工式で神主が読んでいるのは、あれは何だ?
という疑問が生じますが、あれは経典でも戒律でもなく、その時の状況に応じた「良さげな事」を棒読みしたものだそうです。
小口家の本家は「那須コグチ家」がルーツであり、那須コグチ家は昔から神社神道の伝承者だったので、私もそれくらいのことは知っているというワケです(笑)。
わたくし迷物講師の本名は小口ですが、父親が昭和17年(1942年)に印刷局に奉職し、東条英機さんから辞令をもらった時は、コグチ君と呼ばれていたそうです。小口家の本家は「那須コグチ家」がルーツだったからです。だから迷物講師の本当の氏は「コグチ」なんです。
令和5年2月現在、戸籍には仮名がふられていないので、父親が、「那須コグチ家」の更なる上のルーツである、長野県諏訪湖周辺の「オグチ家」にならって、勝手にオグチと自称したに過ぎないんですね。
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ちなみに、なぜ戦犯で死刑に処せられた東条英機さんが辞令をくれたかというと、昭和17年(1942年)当時の印刷局は大蔵省ではなく、内閣直属の役所で、内閣の長は当時の総理大臣であった東条英機さんだったからです。