宅建合格推定ライン 予想基準点

ここ数年,予備校の集客手段に「振り回される受験者」を一人でも減らしたい,と考えてます。

他の予備校に反旗をひるがえすような事をすると,自分の講座・ 教材の売上が伸びるという不思議な現象も,私の行動を後押ししてます。小商人の迷物野郎が!(笑)

ところで,秋は空が澄み渡って,馬までが肥えてたくましくなるので,昔から最高の季節とされます。「天高く馬肥ゆる秋!」って言われるは,そのためですね。

宅建の予備校にとっても,秋は最高の季節とされます。何が最高って,来年の受講者を集めるのにこんないい季節はないのです。

秋は最高の集客時期です。
秋の集客手段で有名なのは2つ。

一つは,本試験会場でのチラシ攻勢です。
もう一つは,合格推定ラインを公表して,インターネットで受験者の目に止まってもらうようにすることです。

普段は大した情報を発していないのに,本試験が終わると途端に元気になる予備校さえあります。
「御用サイト」や「2ちゃんねる」等で,自社が発表した合格推定ラインを話題にしてもらわないと,経営が成り立たないのでしょう。御苦労な事です。

合格点予想で2ちゃんねる等の各掲示板が一番賑わったのは,平成12年と13年です。
2ちゃんねるの他に,今では閉鎖状態の「杉の子宅建塾掲示板」「住宅新報社掲示板」というものまでがあり,みんな大賑わいでした。当時は私も,チマチマと合格推定ラインを公表したものです。

でもここ数年は大いに反省し,合格推定ライン予想には参加しないことにしてます。
理由は二つ有ります。

一つは,弊害が大きいことです。

発表までの約1ヶ月半,仕事等が手につかない人が大勢います。その不安を解消できればイイんですが,予備校等がコンピュータを駆使してもピタリと当てることなど出来ません。競馬の予想よりはマシかな? という程度です。そもそも合格ライン・合格率は政策で決まるものであり,大手予備校といえども政策は知り得ないからです。流れるのは,大手は業界とつながっているので政策を知り得る,というガセネタくらいでしょうか。もともと不可能な予想に,私のような者が参加することは「火に油を注ぐ」だけであり,さらに弊害が大きいと判断しました。

もう一つは,必要性が無くなったことです。

平成14年までは,迷物講師の知名度を上げるために,予想してました。しかしここ数年は,そんなことしない方が売上は伸びてます。ホント不思議なものです。だったら,もっともっとサイトを充実させるために私の時間を使わせて頂いたほうが良い,と判断しました。

平成19年9月24日(月)記



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