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出版社なんか誰でも作れる【宅建倶楽部出版局】

(1)

書籍の発行者であれば、個人・団体(法人・非法人)を問わず、かつ、営利・非営利を問わず、ISBNコード(International Standard Book Number)を取れます。

また、書籍の発行者であれば、誰でも、書籍JANコード(日本図書コードを国際標準に従ってバーコードで表現したもの)を取れます。

だから私の教材でも、ISBNコードと書籍JANコードを付ければ(シールでも可)、アマゾンでも本屋さんでも売ることができるわけです。営業力も少しはありますしね。

ゆえに宅建の迷物講師は、宅建倶楽部出版局長も兼ねているのです!(笑)

(2)

でも今のところ、アマゾンや本屋さんで売る予定は無いです。

宅建倶楽部が「直販」したほうが、中間マージンを省略でき、そのぶん教材の質が向上するからです(正直、儲けも外販本と比べたらすごく大きいです)。

宅建の参考書は、他の書籍と同様に、執筆 → 校正 → 材料の仕入れ→ 印刷 → 製本 → 取次ぎ → 小売という工程を経て、受験者のもとに届きます。

その間に搾取される中間マージンは、宅建受験者の皆さんが想像するより大きい額です。

(3)

私は宅建講師歴36年ですが、最近、「36年も講師をやっているくせに外販本ひとつ出せない無能講師だ!」というフレーズで、いろいろな所で営業妨害されてます。

それはそうと、このメッセージはいろいろな業界の方が読んで下さっているので、そういう方たちには「これからの時代、既存の出版社になんかに頼まなくても本の出版・流通は比較的簡単という事をお伝えしたくて、この記事を書きました。

※ 参考
ISBNコードと書籍JANコードを発行する「日本図書コード管理センター」のサイト


2009年06月05日(金)記
2023年11月15日(水)追記



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