独学で宅建士試験を目指す人のための、質問と回答のコーナーです。
質問部分は原文を簡略化してあります。
過半数の人が、独学でも合格できるはずです。
宅建は択一試験であり、択一に合格するのに宅建の学校・スクール・予備校の世話にならないで済む人は、結構いると考えられます。
100人のうち60人前後でしょう。
それなのに、100人全員に向かって 「宅建の学校・スクール・予備校の世話になったほうがイイですよ」と言うわけにはいきません(これは、通学・通信を問いません)。
もし宅建が論文試験だったら、宅建の学校等の世話にならなければ相当きついでしょう。
例えば、論文試験が天王山とされる司法試験ですが、論文には独特の書き方の技術があります。
それを会得するには、独りで勉強しているより学校等の世話になった方がはるかに合理的です。
でも、択一に過ぎない宅建士試験には書き方の技術なんて無関係!
必要なのは「読解力」だけです。
宅建に合格するための「読解力」がない人なんて、受験者の半分もいませんよ。
わが国は発展途上国じゃないです!
読解力が無いと思っている人は、ほとんどが、法律独特の堅苦しい言い回しに慣れていないだけです。
あとは慣れるだけ。
「慣れること」と「学校の世話になること」とは、論理的な整合性が無いです。
法律独特の堅苦しい言い回しに慣れることは、極めて孤独・単調な作業です。
学校・スクール・予備校の世話になるとしても、この孤独・単調な作業から逃げることはできません。
逃げたら、学校等の世話になっても合格出来ません。
こう考えると、100人のうちの60人前後は、学校等の存在がかえって邪魔になるでしょう(時間的・金銭的に)。
もともと学校等の世話にならないで済む「読解力」を持っている人が、「独学は孤独で続きませんよ!」等の宣伝に乗せられて、どうしますか?
そんなこと今さら私に言われなくても、心の奥では、みんな分かっているんですよね!