独学で宅建士試験を目指す人のための、質問と回答のコーナーです。
質問部分は原文を簡略化してあります。

多数回受験者は今までの教材を捨てるべきですか?

【回答】

多数回受験者の定義を、「受験回数3回以上」とし、かつ、独学で宅建試験を目指す方へのアドバイスとして、お答えします。

【原則】

今までの教材は捨てたほうがいいでしょう。
参考書・問題集ともに完全に捨てましょう。

これは、迷物講師の【有料】宅建試験オンライン講座(オンライン教科書,オンライン〇✕過去問集,オンライン四択過去問集)にも当てはまります。

この点について、私はずっと統計を取ってます。
一般に、ひどい目にあった教材に対しては、一種のトラウマを抱え込みます。
このトラウマは、「本試験当日になって突然襲い掛かって来る」ことが多いです。

だったら、著者・編集者が全然違う教材で、新天地を求めたほうが清々しく勉強出来るし、何より本試験当日の心理状態がGoodです!

多数回受験者ほど、心理的な要素をバカにしちゃダメ!
「石の上にも3年」は、多数回受験者の教材選択に関してはハズレが多いです。

【例外】

例外として、今までの教材・先生等に「愛着を感じている」人がいます。
そういう人は、その教材等と「心中する」つもりで、次もまた行きましょう。
愛着を感じているものに、トラウマが襲い掛かる心配は無いです。

なお、「愛着を感じている」教材・印刷物は、今までのものを自分で改定したほうがいいです。
新しいものは「使わない」のがコツ。
新しいものを買ってもいいけれど、心中する、つまり「使いこなす」のは、今までのものですぞ!
書くスペースが無くなっても、適当な紙を貼り付けるなどして、法改正等を補完して行くんです。

ちなみに、こういう気が起きない教材は、「愛着を感じている」とは言えない証拠でしょう。


【宅建士試験】良くある質問と回答(Q&A)